気づいたら1カ月以上も放置してた

映画をたくさん観に行ったり、漫画とか小説もちらほらと読んでいたのですが、忙しさにかまけて、ブログをほったらかしにしていました。

 

映画の感想は長くなりそうなのでそのうちに。というか、今「最近観た映画の感想を書け」と言われたところで「『Fate』の映画サイコー!」「大森南朋かっこよすぎるでしょ!」と、キモオタ丸出しのブログしか書けないので止めておきます。ガルパンスターウォーズの時に爆発します。

 

 

先日から、作業とバイトの合間を縫って、外山滋比古先生の『知的文章術』という本を読んでいます。外山滋比古先生と言えば大ベストセラー『思考の整理学』などでも知られている方。

もともと言語学畑の出身だからか、非常に平易で読みやすい、しかし機知に富んだ文章が特徴です。

 

書かれている内容は、実践こそ出来ている人は少ないけれど、よくよく考えてみると当然のことばかり。心の片隅にとどめておくと人生が少し豊かになる。そんなエッセイが特徴かなぁと思います。

『知的文章術』もその類で、「言われてみればそりゃそうだ」(でもこれを実践できている人はそもそもこの本を読む必要はないよね)という内容。

 

勘違いしないでいただきたいのは、先生の著作は本当に為になるということです。有象無象のハウツー本とは違い、あくまでも考える、知的に生きるヒントを与えてくれる本。とくに『思考の整理学』は本当におすすめ。下手な本を読むよりも、まずこれを読めってくらい。むしろ友人には配布して歩きたい。

できるなら僕は高校生のうちに『思考の整理学』は読んでおきたかった。そうしたらもっと勉学頑張ってたよ。多分。

 

閑話休題。さて、そんな外山先生の『知的文章術』の中には「一般に太っている人ほど一文が短く、痩せている人ほど一文が長くなりやすい傾向にあると言われる」とありました。なるほど僕の一文が異様に長いのはそれが理由か。

また「ひとつのセンテンスが長くなりすぎる人は”が”のような助詞の使い方が下手」(大雑把な意訳)とも書いてあります。これこそ、まさに僕のことで結構ショックを受けてました。 僕の文章は「(です)が」「しかし」を多用しすぎて、一文が異様に長いんですよね。

 

 近頃は、自分の書いた文章が昔よりも気持ち悪く、へたくそに見えて泣きそうです。泣きそうというより、心が折れそうの方が適切かしら。でもこの気持ち悪さを昔は認識すらできていなかった訳だから、少しは進歩してるのかなぁって心持ちでやってます。ポジティブ。

しかし創作意欲も文章力も、ネガティブまっしぐらだった頃が一番燃えてたから、そこら辺のバランス感覚が難しい……